ポイントアンドフィギュアとは?FXに勝てない人必見の使い方、TradingViewでチャート無料お試し

西洋の原初のチャートであるポイントアンドフィギュアを活用すると、ブレイクアウトを簡単に把握することができます。

日本では最大時の運用資産が2000億円であったトレーダー為替王さんが、秘伝チャートとしてポイントアンドフィギュアを利用していることから聞いたことがあるかもしれません。

この記事ではポイントアンドフィギュアの使い方や、実際のトレードでの活用方法を解説します。

ポイントアンドフィギュアとは?

18世紀の株式市場のトレーダーたちが使っていた最初のチャートがポイントアンドフィギュア。

ポイント・アンド・フィギュアの概要

ポイント・アンド・フィギュアは○と☓を組み合わせたチャートです。

×が上昇○が下落を表しており、上昇する限り同じ列に×を記載しつづけて、逆に下落が続いている場合はを書き続けます。

なお、×をつけるのは一定以上の値動きをした場合のみなので、時間が経過しても値動きがなければ新しい足は描かれません。

つまり、ポイント・アンド・フィギュアは値動きだけを記録し、時間は考慮しないチャートなのです。

ここでは2つの段階に分けて、ポイント・アンド・フィギュアを説明します。

ポイントアンドフィギュアとバーチャートの違い

ポイント・アンド・フィギュア ポイント・アンド・フィギュア
  • 値動きだけを記録するもので時間は考慮されない。
  • 価格が変化したときだけ、新しい足が描かれる。
  • 出来高は別のものとして無視される。
  • トレンドシグナルを明確に判別できる。
バーチャート バーチャート
  • 価格と時間を組み合わせて描くので、縦軸は価格で、横軸は時間になる
  • 値動きがなくても新しい足が描かれる
  • 出来高は価格の下側に描かれる

まだハテナに思う人もいるでしょうから、後ほどいくつかピックアップして解説します。

ポイントアンドフィギュアのメリット

ポイントアンドフィギュアのメリット
  • トレンドシグナルが分かりやすい。
  • 柔軟性が高く、長期トレードと短期トレード両方に対応している。
  • ひげのだましを避け、エントリーが待てる。
  • 冷静になる時間を持てる。
【ポイント・アンド・フィギュアのメリット1】
トレンドシグナルが明確

ポイント・アンド・フィギュアの最大のメリットは、トレンドシグナルを見分けるのがはっきりとしていて、カンタンにトレンドを判断できること。

ポイント・アンド・フィギュアでは×は必ず交互につけていくことになるのですが、×の列が前回の限界を超えるときにはブレイクアウトが起こっていることを表します。

パターン認識が分かりやすくエントリールールが明確に判断できるため、FXトレード初心者にもオススメなチャートでしょう。

【ポイント・アンド・フィギュアのメリット2】
あらゆる期間のトレードに向いている

ポイント・アンド・フィギュアのもう一つのメリットは、柔軟性が非常に高いこと

どこまでの価格変化を一つの×の枠のサイズにするかによって、見た目が大きく変化します。

見た目が変わることで、短期トレードにも長期トレードどちらにも対応できるのです。

【ポイント・アンド・フィギュアのメリット3】
FXに勝てないポジポジ病を解消

また、エントリーが待てるようになるのもポイント・アンド・フィギュアのメリットでしょう。

トレーダーの敗因の9割以上はポジポジ病と言われていますが、ポイント・アンド・フィギュアはポジポジ病に対して効果的!

ポイント・アンド・フィギュアはローソク足における実体の部分しか見ません。

ダマシがない分、非常にきれいにチャートパターンが描かれます。

結果的に焦ることなくルール通りにエントリーするだけなので「待てるトレード」ができるのです。

【ポイント・アンド・フィギュアのメリット4】
強制的に勝てない原因を探る時間ができる

また、負けたあとに冷静になる時間を確保できるというのもメリットといえるでしょう。

ポイント・アンド・フィギュアではエントリーできるタイミングが、一時間足なら1日24回、日足なら1日1回。

勝てないときほど連続エントリーしがちですが、エントリーできる時間帯が決まっているので自然と振り返りをしたうえでトレードすることができます。

ポイント・アンド・フィギュアは勝てないFX初心者に向いているチャートといえるでしょう。

ポイントアンドフィギュアのデメリット

まず思いつくポイント・アンド・フィギュアのデメリットといえば、とっつきにくいという点です。

×のチャートで相場分析をどうするのか意味が分からない人が大半ではないでしょうか。

そもそも海外発祥であるポイント・アンド・フィギュアは、残念ながら日本語によるわかりやすい解説書は多くありません。(なので、当サイトの解説をご参考ください。)

ポイント・アンド・フィギュアは慣れたとしても、もう一つの難関があります。

最大の難点でもありますが、ポイント・アンド・フィギュアのチャートを描くのに手間がかかりすぎること

ツールなどを使わない伝統的な、ポイントアンドフィギュアの利用者は、方眼用紙に手書きをしたり、エクセルで終値を書き込んでポイント・アンド・フィギュアチャートを作成したりします。

毎日、継続するというマメな作業が必要なので非常に大変。

手間がかかることから、最初のチャートでありながら廃れていってしまったのです。

ポイントアンドフィギュアのデメリット
  • とっつきにくく初心者向けでない。
  • 毎日継続してチャートを作成する必要があって大変。

参考:ポイントアンドフィギュアの歴史

ポイントアンドフィギュアは様々な名前で呼ばれてきました。

ポイント・アンド・フィギュアの呼び方の変遷

1880〜1890年代:ブックメソッド(book method)

1920年代〜1933年:フィギュアチャート

1933年〜:ポイント・アンド・フィギュア

今呼ばれている「ポイント・アンド・フィギュア」という名称は、ビクター・デ・ビリエが1933年に著した『The Point and Figure Method of Anticipating Stock Price Movements』に由来します。

一般的によく知られているバーチャートは、ウォールストリート・ジャーナルが1896年に日々の高値・安値・終値の掲載を開始し始めたことからはじまるので、ポイント・アンド・フィギュアは、少なくとも10年はバーチャートより先行している原初のチャートなのです。

ポイント・アンド・フィギュアの見方

ポイント・アンド・フィギュアには、大きく分けて3つの見方があります。

パターン分析、トレンド分析、水平カウント分析です。

ポイント・アンド・フィギュアのパターン分析

ポイントアンドフィギュアのパターン分析では3つの列を利用します。

ポイント・アンド・フィギュアの買いシグナル一覧

単純買いシグナル

1列目☓列よりも3列目の×列のほうが上に来ている場合は、上へのブレイクアウトが起きていることがわかります。

ペナント

相場が持ち合いになると三角ペナントを形成しますが、三角ペナントを上に抜ければ買いです。

ポイント・アンド・フィギュアの売りシグナル一覧

単純売りシグナル

1列目○列よりも3列目の○列のほうが下に来ている場合は、下へのブレイクアウトが起きているシグナルになります。

ペナント

相場が持ち合いになると三角ペナントを形成しますが、三角ペナントを下に抜ければ買いです。

トレンド分析

ポイントアンドフィギュアでは、45度線を使ってトレンド分析が行われます

下落相場から上昇に転じているときは、最安値から45度線を上に引き、価格が45度線の上にある間は強気相場であるとします。

逆に上昇相場から下落に転じたときは、最高値から45度線を下にひき、45度線の下にいる間は弱気であるという分析になります。

水平カウント分析

水平カウント分析は、持ち合いをしていた長さをもとに目標値を算出するのに使われる分析です。

ポイントアンドフィギュアでは、ヘッドアンドショルダーなど他のパターンの目標値の算出と異なり、持ち合いをしていた長さをもとに目標値の算出ができます。

もみ合いしている期間が長ければ長いほどブレイクアウトの動きが激しくなるとうのは、相場を経験している人なら実感があるかもしれません。

ポイント・アンド・フィギュアではもみ合いパターンの横幅となる枠数をもとに目標値を算出します。

具体的な算出方法ですが、ポイントアンドフィギュアでは揉み合いの中央付近、つまり、最も多くの×と○が記入されている水平ラインを基準として、パターンの列数分の上下に移動した価格が目標値となります。

例えば、20個の列があるもみ合いパターンが出現した場合、基準線から20個の×が続く天井かか、○が続く底かを目標値にするというわけです。

意外とシンプルですよね。

ポイント・アンド・フィギュアの活用方法は?

ポイント・アンド・フィギュアでは出来高に関しては、時間軸でなく価格軸での量がシンプルにあらわれています。

出来高ごとの価格で取引が最も活発であったかわかるポイント・アンド・フィギュアは重要な支持線や抵抗線を判別するのに役に立つでしょう。

反対に、ポイント・アンド・フィギュア・チャートではすべての価格変化を記録するので、出来高の増減はチャート上に記録された価格変化の量のなかに反映されています。

出来高は支持線と抵抗線の信頼度を見極めるうえで重要な要素なので、どの価格帯で取引が最も活発であったかが分かるポイント・アンド・フィギュア・チャートは、重要な支持線や抵抗線を判断するのに役立つんです。

ブレイクアウトも簡単にわかるのでポイント・アンド・フィギュア・チャートの優位性とは、トレンドシグナルを認識するのに明瞭かつ簡単なんです。

更にポイント・アンド・フィギュアは柔軟性も高く、目的にあわせて見方を変えることができます。

まず、枠のサイズを変更すればシグナルの数が変化します。

枠のサイズを大きくすればするほど、ブレイクアウトする回数が減り、よりダマシをへらすことが可能となります。

その代わりに、売買チャンス自体は減るので、トレードしたいスパンに応じて変更する必要があります。

更に反転基準を変えることでブレイクアウトが変えることができるのです。

ポイント・アンド・フィギュアの活用方法

短期トレード:反転とみなす枠数→減らす&枠の大きさ→小さくする

長期トレード:反転とみなす枠数→増やす&枠の大きさ→大きくする

ポイントアンドフィギュアのチャートを無料活用するには?

ポイント・アンド・フィギュアは時間軸を無視してプライスの変化だけを描いたチャートで特にブレイクからトレンドが出る局面に強いです。

ポイント・アンド・フィギュアにはツールが必要不可欠ですが、中でも一番使いやすいのはTradingViewです。

TradingViewでポイントアンドフィギュアを使うことで、手作業で価格を調べて描く手間がなくなるので、最大のデメリットを感じることなく利用できます。

TradingViewがポイント・アンド・フィギュア活用に最適な3大理由
  • トレードスタイルに合わせたポイント・アンド・フィギュアの枠のサイズ設定も自由に変更できる!
  • よく利用されるトレンドラインはもちろん、一目均衡表や各種オシレーターなど他のインジケーターも併用できる!
  • 時間足でのポイントアンドフィギュアチャートも見れる!

なお、TradingViewでポイント・アンド・フィギュアを利用するにはPRO+プラン以上が必要。

PRO+はPROプランよりも一つ上位のプランになりますが、トレードでの負ける金額と比較すると、ちょっとした投資にすぎませんよね。

ポイント・アンド・フィギュアを使いこなせるかどうか分からないという人向けに30日間の無料トライアルもできるので、まずは試してみることをオススメです。